弊社の社名Finescopeと聞いて、精密機械メーカーと思った人もいるかもしれません。(笑)
Finescopeには、弊社のミッションとなる役割と目標を込めています。
Finescopeに日本語に分解すると、
「素晴らしい」+「(望遠鏡などの)見る器械」
人・会社・街が持つ素晴らしいものを一緒に見つける役割を果たす、という意味込めています。
私が独立開業したのは2011年、法人化したのは2017年と6年以上かかりました。
同業を見てみると、概ね5年以内に事業を軌道にのせ法人化するか、諦めて別の道に行くかのどちらか多く、私のようなケースは少数派かもしれません。
当初、私は人材育成系の講師を目指して独立開業しました。
その目標に向かって有名講師の下でスキルを学び、コンテストで賞もいただき、400回以上の登壇実績も積みました。
しかし、講師だけで独り立ちする、というところまでは到達できませんでした。
ところが、そうなることを気づいていた人がいたのです。
それは、私に講師をイロハを教えてくれた、講師業界のオーソリティたちです。
講師業界のオーソリティは、そっと私に伝えてくれていました。
「あなたの素晴らしいところは、そこじゃないよ」
それを受け取るのに時間はかかりましたが、今一度自分が周りから何を求められているかを考え、シフトチェンジしたことで、現在に至ることができたのです。
しかし、これは私だけのことではありません。
私が携わってきた創業相談、経営相談でも、
「この人の素晴らしいところは、そこではない。。」
と思う場面があります。かつての自分を見るかのように。
自分で自分の姿を客観的に見ることは、思う以上に難しいのです。
その自分で見えない人・会社・街が持つ素晴らしいものを、一緒に見つける役割を果たしていきます。
さらにFinescopeを、別の日本語に分解すると、
「晴 れ」+「視 野」
つまり「視界良好」「晴れた見通し」というような意味になります。
人・会社・街が持っている素晴らしいものを一緒に見つけ、視界良好な経営のお手伝いをしていきたい。
これが弊社のミッションです。
2017年7月6日 合同会社ファインスコープ 西條由貴男